ScreenFlow 5 使い方動画講座 応用編 (6) ビデオインスペクタを使いこなす(1)

ScreenFlow

<注>こちらの記事は、ScreenFlowの旧バージョンに関する説明となります。ScreenFlowの最新バージョン(ScreenFlow 7)とは異なりますので、ご注意ください。

 

PC画面を録画して動画ファイルを作成するMac専用ソフトウェア、ScreenFlow 5 の使い方を動画で分かりやすく解説した講座シリーズです。

今回は、ビデオインスペクタを使った映像の拡大、縮小について説明します。

今回のポイント

「拡大/縮小」のバーを動かして、またはボックス内にパーセンテージを入力して、映像の大きさを変更する

ビデオインスペクタで設定した内容を他の映像にコピーするには、「編集」→「プロパティをペースト」から「ビデオ」を選択

「切り取り」は、映像の上下左右を指定したサイズで切り取る

ScreenFlow 5 使い方動画講座 応用編 (6) ビデオインスペクタを使いこなす(1)

書き起こし文

ScreenFlow(スクリーンフロー)動画講座、応用編の6回目です。
今回から、ビデオインスペクタの使い方を詳しく見ていきましょう。

前回の講座で説明した、メディアファイルを追加するやり方で、4つの映像を含むファイルを作ってみました。

タイムラインに並んでいる映像は、一番上に置かれているものが最も前に、一番下に置かれているものが最も後ろに表示されます。
例えば、パリの風景の映像の左側のバーを、一番上にドラッグすると・・・パリの映像が最前面に表示されます。
タイムラインに並んでいる順序で、見え方が変わることを覚えておいてください。

まず、このパリの映像の大きさを調整してみましょう。
大きさを調整するには、対象となるメディアファイルが選択されている状態で、ビデオインスペクタの「拡大/縮小」のとなりにあるバーを動かします。

バーの右側にあるボックスの中に、パーセンテージを入力するやり方でも、指定した大きさに変更できます。
今回は、オリジナルの大きさの33%に縮小します。

風景が写っている他の2つの映像も、同じ大きさに調整します。
今回は、先ほどのパリの映像で設定した内容を、コピーしてみましょう。

まずパリの映像を、Commandキーと「C」を押してコピーして、次に変更したい映像をクリックして選択して、ツールバーの「編集」→「プロパティをペースト」から、「ビデオ」を選択します。
こうすることで、パリの映像のビデオインスペクタで設定された内容だけを、こちらの映像にコピーすることができます。

もう一つの映像にも、同じビデオインスペクタの設定をコピーします。
こちらも、同じ大きさに調整されました。

なお、今回は使いませんが、同じビデオインスペクタの中にある、「切り取り」を使うと、映像の上下左右を指定したサイズで切り取って、大きさを変更することができます。
動画や画像の一部だけを使いたいときには、便利な機能です。

次回は、映像の表示位置と角度を調整するやり方を解説します。  

 

 

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ScreenFlowは、米国Telestream, LLCの登録商標です。

神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。