テクニックを学べば文章はうまくなるのか?

昨日の記事「スラスラと文章を書くにはどうすればよいのか」で、

文章が上手い人たちを質問攻めにして得た、

文章上達のノウハウの一部をお伝えしました。

その際、あわせて伺っていた質問があります。

書くことを練習するにあたって、文章の「型」やテクニックを学ぶことは、

本当に有効なんでしょうか?

「型」とは、例えば、

モノやサービスを売るときの文章には欠かせないとされている

「PASONAの法則」とか、

あるいは、スター・ウォーズを始めとする多くの映画が、

物語を展開するときのひな形として使っている

「ヒーローズ・ジャーニー」のように、

文章を展開させるうえでのガイド役となる、一種のテンプレートのようなものです。

そして、「テクニック」とは、

いわゆる「コピーライティング」に関する本で説明されているような、

読み手の注意を惹きつけ、

書き手が読み手に期待する行動を促すための文章の書き方のことです。

例えば、よくあるのが、

「あなたのダイエット方法は、本当にそれでいいのですか?」のように

質問から始めるというパターンや、

「期間限定!このチャンスを逃すと、もう二度と手に入らないかもしれません・・・」のように、

購買意欲を煽るために、希少性をアピールするようなパターンです。

で、先の質問に対する、文章の達人たちの回答は、

私たちの先入観とは、かなり違うものでした。

型やテクニックだけに頼っている文章はつまらない。

「話すように書く」ことができ、

アタマから流れ出てくるアイデアを滞らせることなく

言葉にできるようになってから、

型やテクニックを使って、自分の文章に磨きをかけていけばいい。

文章の達人いわく、

型やテクニックは、

誰が書いても同じような、似たような文章を作りだしてしまい、

書き手のオリジナリティが出てきにくくなる

大量消費の時代なら、そんな文章もまだ通用したかもしれないし、

社内文書のように、書き手のオリジナリティが必要ない文章を書くなら、

それだけでも十分かもしれない。

でも、ソーシャルメディア全盛の現代においては、

書き手の個性が「選ばれる」理由になっているので、

ブログやSNSなどでの情報発信を前提とした文章をスラスラと書きたいなら、

型やテクニックより、

まず自分のアイデアを次々と生み出せる状態をつくることが大事。

・・・ということでした。

確かに、読んでいて面白い文章って、

たとえ型やテクニックを使っていたとしても、

それ以上に書き手のパーソナリティが強く伝わってくるものです。

なので、コピーライティングの本などはいったん脇において、

まずはとにかく、

書きたいように書く、話すように書くという練習を積み重ねることが

カギになるようです。

ということで、ひたすら書き続けていきましょう!

神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。株式会社スティッキービジョン代表取締役。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。

起業家・事業家向けのコーチングを行っている妻の廣世紹瑛と共に、神戸で「ビジネスお悩み相談クリニック」を好評開催中です。

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