<注>こちらの記事は、ScreenFlowの旧バージョンに関する説明となります。ScreenFlowの最新バージョン(ScreenFlow 7)とは異なりますので、ご注意ください。
PC画面を録画して動画ファイルを作成するMac専用ソフトウェア、ScreenFlow 5 の使い方を動画で分かりやすく解説した講座シリーズです。
今回は、動画に矢印や枠線などの図形を表示する、注釈インスペクタについて説明します。
今回のポイント
動画に矢印や枠線などの図形を表示するには「注釈インスペクタ」を使う
注釈として追加する図形は、色、透明度、線の太さ、影、輪郭をカスタマイズできる
書き起こし文
ScreenFlow(スクリーンフロー)動画講座、応用編の21回目です。
今回は、注釈インスペクタを使って、動画に矢印や枠線などの図形を表示するやり方を見ていきましょう。
ScreenFlowで、動画に図形を追加するには、注釈インスペクタを選択して、「+」印をクリックします。
タイムラインに、新しい注釈が追加されました。
この状態で、図形を追加したい場所をドラッグすると・・・このように、矢印が追加されました。
図形が映像に表示される時間を変更するには、タイムラインの注釈を選択して、端の部分をドラッグしてください。
注釈インスペクタで追加できる図形は、矢印、直線、塗りつぶした四角、四角の枠線、そして丸印の5種類です。
ScreenFlowでは、一つの注釈で、複数の図形を選択することが可能なので、これらの図形を組み合わせて表示することもできます。
さらに、動画の同じ場所に、複数の注釈を追加することもできます。
それぞれの図形のビジュアルを変更するには、まずタイムラインの注釈をクリックして、それから変更したい図形をダブルクリックします。
注釈インスペクタには、色、不透明度、厚さ、影、輪郭、そして終点の6つの項目が用意されています。
図形の色を変更するには、「色」の隣にあるパレットをクリックして、好みの色を選びます。
「不透明度」のバーを調整すると、図形の透明度を変えることができます。
「厚さ」は、線の太さを変えるものです。数値が大きいほど線が太くなり、小さいほど細くなります。
「影」にチェックを入れると、図形の周辺に影が追加されます。隣のバーで影の濃さを調整できます。
「輪郭」にチェックを入れると、図形に枠線が追加されます。隣のバーでは枠線の太さが調整できて、さらに隣のパレットをクリックすると、枠線の色を変えることができます。
注釈インスペクタについては、もう少しお話したいことがありますので、次の動画で、残りの項目について説明します。
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ScreenFlowは、米国Telestream, LLCの登録商標です。
神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。