ScreenFlow 5 使い方動画講座 応用編 (14) 画面録画インスペクタでマウスの操作を表示する

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<注>こちらの記事は、ScreenFlowの旧バージョンに関する説明となります。ScreenFlowの最新バージョン(ScreenFlow 7)とは異なりますので、ご注意ください。

 

PC画面を録画して動画ファイルを作成するMac専用ソフトウェア、ScreenFlow 5 の使い方を動画で分かりやすく解説した講座シリーズです。

今回は、PC画面の操作を録画したときのマウスの操作を分かりやすくする設定について説明します。

今回のポイント

ScreenFlowでPC画面を録画したときには、同時に、マウス操作とキーボード操作も記録されている

画面録画インスペクタを使うと、マウス操作とキーボード操作を動画上で分かりやすく表示できる

マウス操作を分かりやすく表示するには、「クリックエフェクト」と「サウンド」を追加すると効果的

ScreenFlow 5 使い方動画講座 応用編 (14) 画面録画インスペクタでマウスの操作を表示する

書き起こし文

ScreenFlow(スクリーンフロー)動画講座、応用編の14回目です。
今回から画面録画インスペクタの説明に移ります。

ScreenFlowでPC画面の操作を録画したときには、画面の映像と同時に、マウスの操作と、キーボードの操作も記録されています。
今回はまず、動画を観る人たちに、マウスの操作を分かりやすくするための調整について学んでいきましょう。

画面録画インスペクタを開くと、一番上の「マウスポインタを表示」の箇所に、最初からチェックが入っています。
このチェックを消すと、PC画面の録画から、マウスポインタが消えます。
チェックが入った状態で、「ポインタのズーム」を大きくすると、マウスポインタが大きくなります。
小さくすることもできますが、見えにくくなるだけなので、あまり使うことはないかと思います。

「クリックエフェクト」からは、マウスをクリックしたときの映像効果を選ぶことができます。
標準では「効果なし」の状態になっていますが、これを「レーダー」に変えると、マウスをクリックしたとき、画面上に赤丸が表示されます。
「反転」を選ぶと、クリックしたときにマウスポインタの白黒が入れ替わる効果が付けられますが、
この場合はマウスポインタを大きく表示しておかなければ見えにくくなるので、あまり使う機会はないかもしれません。

そして、画面録画インスペクタでは、マウスポインタの形を変えることもできます。
標準では「デフォルト」が選択されていますが、丸印や四角形に変更することができます。
さらに、「イメージを選択…」から、好みのイメージ画像に変えることも可能です。

「不透明度」では、マウスポインタの透明度が変更できます。
パーセンテージを小さくすると、マウスポインタが徐々に透けていきますが、見えにくくなるだけなので、こちらもあまり使う機会はないかもしれません。
マウスポインタを表示したくなければ、はじめから「マウスポインタを表示」のチェックボックスをオフにするのが手っ取り早いと思います。

さらに、マウスのクリックに合わせて、サウンドを追加することもできます。
「クリック時の音」にチェックを入れて、音量を少し大きくしてみます。
これで再生してみましょう。
マウスがクリックしたタイミングに合わせて、サウンドが追加されているのが分かります。

マウスポインタを見やすくすることで、動画を見る人にマウスの動きをハッキリ示すことができ、情報がたくさんあるプレゼンテーションスライドを使った動画の作成や、新しく開発したウェブサービスを説明する動画を作成するときなどに便利ですので、ぜひ活用してください。

次回は、キーボードの操作を動画に表示させる方法を解説します。  

 

 

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ScreenFlowは、米国Telestream, LLCの登録商標です。

神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。