<注>こちらの記事は、ScreenFlowの旧バージョンに関する説明となります。ScreenFlowの最新バージョン(ScreenFlow 7)とは異なりますので、ご注意ください。
PC画面を録画して動画ファイルを作成するMac専用ソフトウェア、ScreenFlow 5 の使い方を動画で分かりやすく解説した講座シリーズです。
今回は、動画キャプチャに使うプレゼンテーションスライドのサイズ変更について説明します。
今回のポイント
プレゼンテーションスライドのサイズを、16:9のアスペクト比に合わせておくと画面全体にスライドが表示される
パワーポイントは「ファイル」メニューから「ページ設定」→「スライドのサイズ指定」でスライドサイズを変更する
Keynoteは「書類」アイコンをクリックして「スライドのサイズ」から「ワイドスクリーン」を選ぶ
書き起こし文
ScreenFlow(スクリーンフロー)動画講座、応用編の4回目です。
今回は、プレゼンテーション用のスライドを画面キャプチャするときのサイズ変更について解説します。
前回の講座で、多くの動画投稿サービスで使われている16:9のアスペクト比に画面サイズを変更する方法を説明しましたが、動画でプレゼンテーション資料を使う場合、スライドのサイズも16:9に変更しておくと、見やすくなります。
最新の Microsoft Office 365 では、スライドの標準サイズが16:9になっていますので、変更の必要はありませんが、以前のバージョンである Microsoft Office for Mac、あるいは Keynote を使用している場合には、標準スライドのヨコ・タテの比率が4:3となっています。
このままスライドショーを開始すると、スライドの左右のスペースが空いてしまいます。
例えば、Office for Mac のパワーポイント資料をスライドショーで表示すると・・・このように、スライドの左右が空いてしまいます。
Keynoteでも同じような表示になります。
スライドサイズを調整するには、パワーポイントの場合、ファイルメニューから「ページ設定」を選び、「スライドのサイズ指定」で、ヨコ・タテの比率が16:9になっているものを選びます。
スライドサイズが調整されました。
Keynoteの場合は、画面右上の「書類」アイコンをクリックして、「スライドのサイズ」から、「ワイドスクリーン」を選択します。
スライドサイズが調整されました。
変更したあとのスライド資料がどのように表示されるか、確認してみましょう。
まず、パワーポイントのほうから見てみます。このように、画面全体にスライドが表示されます。
Keynoteのほうも確認してみましょう。こちらも、画面全体にスライドが表示されます。
スライドのサイズを変更することで、限られたスペースを有効に使えますので、ぜひ試してみてください。
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ScreenFlowは、米国Telestream, LLCの登録商標です。
神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。