<注>こちらの記事は、ScreenFlowの旧バージョンに関する説明となります。ScreenFlowの最新バージョン(ScreenFlow 7)とは異なりますので、ご注意ください。
PC画面を録画して動画ファイルを作成するMac専用ソフトウェア、ScreenFlow 5 の使い方を動画で分かりやすく解説した講座シリーズです。
今回は、編集作業の効率を上げてくれるキーボードショートカットについて説明しています。
今回のポイント
スクラバーの前の映像をすべて削除するには「W」
スクラバーの後の映像をすべて削除するには「E」
映像の最初と最後にトランジションを追加するには「Option + Command + /(スラッシュ)」
書き起こし文
今回は、ScreenFlow(スクリーンフロー)の動画講座、基礎編のおまけとして、動画編集に便利なショートカットキーをいくつかご紹介します。
PCの画面を録画して、必要最小限の編集だけを行って、そのままYouTubeなどにアップロードしたい・・・という方にオススメです。
この講座の基礎編では、動画ファイルを分割して、要らない部分を選択して削除する方法を説明しましたが、例えば、録画した映像の、最初と最後だけを削除したい場合には、もっとシンプルなやり方があります。
まず、映像の最初を削除してみます。
削除したい部分の一番後ろに、赤色のマーカー(スクラバー)を移動させます。
そこで、キーボードの「W」キーを押します。
マーカー(スクラバー)の前にあった映像が、削除されました。
今度は、映像の最後を削除してみます。
こちらは、削除したい部分の一番初めに、赤色のマーカー(スクラバー)を移動させてから、 キーボードの「E」のキーを押します。
マーカー(スクラバー)の後ろにあった映像がすべて、削除されました。
これらの操作は、ツールバーの「編集」から「スクラバーに合わせて冒頭をトリム」そして「スクラバーに合わせて末尾をトリム」を選択したときと同じですが、キーボードショートカットキーを使うと、より素早く編集ができます。
さらに、この動画で、Optionキー + Commandキー + スラッシュ(/)キーを同時に押すと、動画の最初と最後にトランジション、つまり画面効果が追加されます。
再生してみましょう。
まず、動画の最初は・・・そして、動画の最後に、画面効果が追加されました。
Option + Command + カンマ(,)では、動画の最初だけに、そしてOption + Command + ピリオド(.)では動画の最後だけにトランジションを追加できます。
なお、これらの操作も、ツールバーの「編集」メニューから行うことができます。
これらのショートカットを活用して、効率的に動画の編集を行ってみてください。
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ScreenFlowは、米国Telestream, LLCの登録商標です。
神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。