脳トレサービス「lumosity」(ルモシティ)をやり込んでわかったこと

脳力アップ

 

lumosity(ルモシティ)をはじめてみよう

 

こんにちは、廣世です。

以前ブログで紹介した「lumosity(ルモシティ)」でのトレーニング期間が、1ヶ月を超えました。

 

先のブログ記事を書いた時点では、総合評価が「下から79.6%(上から20.4%)」。

それからも毎日トレーニングを重ね、ゲームに慣れてきたことで、頭脳ランクが大きく上昇しました。

lumosity_20141202

苦手分野だったスピードと柔軟性が改善したのが、頭脳ランクの上昇に貢献しています。

 

で、lumosityでアタマは本当に良くなったのか?

・・・分かりません。

そもそも、「アタマの良さ」って何なのか、lumosityをやっていると、見失いそうになります。

 

クルクル回る迷路で方向感覚を失わずに進めることが「アタマの良さ」?

判断と反応のスピードが早いことが「アタマの良さ」?

あるいは、図形や模様を一時的に記憶する能力が高いことが「アタマの良さ」なんでしょうか?

 

lumosityをやり込んでみて、ゲームの結果を他の人たちと比べて、勝ったとか負けたとか、そんなことがどうでもいいことがよく分かりました。

僕は、どれだけlumosityでトレーニングを重ねても、相変わらず文章を書くことは苦しいし、世界を変える革新的なビジネスモデルは浮かんでこないし、未来の世界を予測することはできません。

でも、スタートアップ企業のプレゼンを5分間聞いているだけで、プレゼンターに伝えたいことがアタマに湧き出てきて、新しいアイディアを次々と思いついて、そのビジネスの未来像がおぼろげに浮かんできます。

結局、僕が求めている「アタマの良さ」って、既成の枠にとらわれないユニークな発想力や洞察力という、コンピューターで測定したり、コンピューターが置き換わることのできない、人間特有の能力だったんです。

 

プログラムに基づいて効率的に「整理」し「反復」することがコンピューターの強み。

コンピューターの方がうまくできることは、コンピューターにやらせておけばいいのです。一定のロジックで瞬時に判断して反応することや、大量の情報を一度に記憶することでは、どう転んでも人間がコンピューターに勝てるわけがない。チェスに続き、将棋でもコンピューターが人間を超えてしまった。音声認識や翻訳・通訳といったパターン化ができる分野でも、コンピューターが人間を凌駕するのは時間の問題です。

であるからこそ、私たち人間には、逆に意図的にカオス(混沌)を創り出して、そこから未知のものを見つけ出すという「プログラミング」と「定量的な測定」が不可能なスキルを伸ばすことが求められている時代なんですね。

きっと。

 

ではまた!

 

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神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。