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レスポンスの速度で、相性が決まる。

 

こんにちは、廣世悟です。

 

受け取った電子メールへ返信するのに、どれくらいの時間をかけていますか?

 

1990年代の末、アメリカで働いていたころ、職場で「受け取った電子メールには、24時間以内に返事をしよう!」という運動が盛り上がったことがあります。

職場の全ての社員がようやく電子メールを使い始めたころでしたが、なぜ「24時間」なのか、大いに疑問でした。

たかがメールで、相手に24時間も待たせる??さっさと返事すればいいじゃないか、なにを悠長なことを言ってるんだ、と。

 

当時、そんな短気なことを言っていたのは私だけかもしれませんが、現在は、LINEなどのメッセンジャーが普及したこともあり、メールやメッセージを読んだらすぐに返信するのが当たり前になりつつあります。もはや「24分以内」でも「24秒以内」でもありません。

反射的に返信するので、お互いにやりとりする文章は、だんだん短くなっています。複雑な文章構成を使わなくとも、スピードの早さと圧倒的な件数(量)で、コミュニケーションを成立させています。

オンラインでのレスポンスが遅いことが、致命的な能力の欠落と見なされてしまう時代なのです。

 

返信のスピードが遅いのは、単に仕事が遅いということに留まりません。

自己中心的な思考が、その根底にあります。

「返信しないことにも意味がある」などと、独自のルールを振りかざすややこしい方々がいます。

受け取ったメールに電話で返事したり、メールを送った直後に電話したりして、わざわざ効率の悪いことをやってしまう方々もいます。

「メールなんかじゃなくて、電話してこい!」とか言っておきながら、実際に電話したら「いまは忙しい!」などと言います。

メールやメッセージを読んでも、すぐに返事しなければ、相手は怪訝に思います。自分が無視されているのか、メールが配信されていないのか、言うべきことがないのか、ぜんぜん見分けがつかないので、関わりにくい人だなぁと評価されます。

 

メールは、相手の状況に関わらず、情報をしっかりと伝えられる手段です。

かかってきた電話に出るのと同じように、メールを読める状態になったら、読んだメールにすぐ返信するのは当然のことです。(受け取ったメールに返信する時間を、仕事の予定にしっかりと組み込んであるという前提です。)

返信は、短い承諾、あるいは受け取った・読んだという連絡だけでも、一向に構いません。「了解です」や「OK。進捗報告もよろしく」とか、「メール受け取りました。少し考えて返信しますね。」でも、全然OKなのです。

その一言が、コミュニケーションを前に進めるからです。

 

電子メールの返信スピードから読み取れるものは、たくさんあります。

仕事のパートナーを決める上でも、メールの返信スピードを確認することは、欠かせません。メールの確認や返信が遅いために仕事がスローダウンしたり、仕事に関わる人々がストレスを感じるのは避けたいですよね?逆に、相手の返信が速すぎて、ストレスを感じるということもあるでしょう。

こちらがスタートアップ企業で、クライアント候補のメールの返信が極めてスローであれば、取引を見合わせたいと思うかもしれません。悠長に仕事ができるほどのリソースの余裕がなかったり、十分な収益が上がっていなければ、なおさらです。

 

ビジネスに関しては、血液型や星座に基づく相性占いより、メールの返信スピードに基づいた相性占いの方が、精度が高いかもしれません・・・

 

Published in ビジネス