<注>こちらの記事は、ScreenFlowの旧バージョンに関する説明となります。ScreenFlowの最新バージョン(ScreenFlow 7)とは異なりますので、ご注意ください。
PC画面を録画して動画ファイルを作成するMac専用ソフトウェア、ScreenFlow 5 の使い方を動画で分かりやすく解説した講座シリーズです。
今回から応用編として、さらに詳しい操作を説明していきます。まず、動画の画面サイズを調整する方法をマスターしましょう。
今回のポイント
Mac画面のアスペクト比は、YouTubeなどの動画共有サービスの映像アスペクト比とは違う
アスペクト比を合わせるには、ScreenFlowで動画の画面サイズを調整するか、Macディスプレイのアスペクト比を変える
書き起こし文
ScreenFlow(スクリーンフロー)動画講座、今回から応用編として、詳しい機能の使い方について解説します。
今回はまず、動画の画面サイズを調整する理由について説明します。
Macの画面をキャプチャして動画を作るときに注意すべきことの一つが、Mac画面のアスペクト比、つまり画面のヨコ・タテの比率が、YouTubeやニコニコ動画の映像のアスペクト比とは違っていることです。
Macディスプレイのアスペクト比は 16:10 ですが、動画共有サービスの映像のアスペクト比は 16:9 になっています。
アスペクト比で比較すると、動画共有サービスの映像のほうがヨコに広いので、Macディスプレイをキャプチャした動画をそのままアップロードすると、その動画はオリジナルのサイズよりも横長に表示されてしまいます。
文章を表示するときは、これくらいの違いは気にならないかもしれませんが、イラストやデザインをプレゼンテーションするための動画を作ったり、インタビュー動画など、人が写る映像を作るときには、見栄えが悪いというか手抜きっぽいというか、ちょっと安っぽい印象を与えてしまうリスクがあります。
この「横長」表示を避けるための方法は、2つあります。
一つは、ScreenFlowで動画の画面サイズを調整するやり方。
もう一つは、Macディスプレイの解像度を変えるアプリを使って、アスペクト比を16:9に変えるやり方です。
Macの「システム環境設定」では、アスペクト比が16:10の解像度しか選択できないので、専用のアプリが必要になります。
次回はまず、ScreenFlowで画面サイズを調整する方法について解説します。
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ScreenFlowは、米国Telestream, LLCの登録商標です。
神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。