「すごい人」は、ダシに使う。

発想

 

「すごい人」を、基準にしない。

 

勝間和代氏が、毎日発行している無料メルマガの中で、「無料メルマガの1日分の所要時間は、平均8分」と言っておられました。

しかも、「隙間時間に、気が向いたとき」に書いていると。

この平均時間は、執筆時間に加えて、ネタ探し、見直し、メルマガ送信手続の全てを含めた時間だそうです。

勝間氏がこの「告白」をしたメルマガ本文(720文字)も、ちょうど8分間で書き上げたとのこと。

1時間に5,400文字(原稿用紙13.5枚分)の文章を書いているスピードになります。

 

第一線で活躍を続けている方は、凄いです。

いままで積み重ねてきたものが、違いすぎます。

私たち凡人は、カンタンに太刀打ちできません。

 

だからといって、私たち自身のポテンシャルを過小評価するべきではありません。

「すごい人」も、私たちも、同じ「人間」です。

違うのは、自分が活躍する場所を自分の能力が発揮できる分野に絞り込む「覚悟」と、いったん絞りこんだら何が何でもやり遂げるという「執念」だけです。

「覚悟」と「執念」に、先人の知恵や自らの工夫で得られた「テクニック」が加わったとき、爆発的に成長できます。

 

「覚悟」と「執念」は、誰でも持つことができます。

逆にいうと、「覚悟」と「執念」を持たなければ、何事も成すことはできません。

他人の価値観に従い、他人のために生きて、一生を終えることになります。

それも一興ですが、起業家の生き方ではありません。

 

「すごい人」から、「覚悟」と「執念」と「テクニック」を盗んで、自分の成長に役立てる。

惜しみなくノウハウを提供してくれて、本人も成長を続けている「すごい人」に、一人でも多く出会うことが、成長スピードを上げるコツです。

 

ちなみにこの記事、約770文字で、推敲と投稿手続を含めた所要時間は40分。

まだまだ修行が足りませんね。

 

神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。