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やりたくないこと、興味がないことは、宝の山。

 

こんにちは、廣世です。

 

20代のころは、誰もやりたがらない仕事、自分が興味を持てない仕事を、よく引き受けていました。

当時は少なからず被害者意識を持っていましたが、いま振り返ると、もったいなかったなぁと。

もっと積極的に、そういう「汚れ仕事」を引き受けておくべきでした。

 

誰もやりたがらない仕事は、得てしてプロセスが非効率であったり、組織的な問題が介在しています。

自分独自の視点で問題を分析して、改善案を考えるチャンスがあります。

もともと、誰もやりたがらない仕事なので、手順が多少変わったところで、誰も気にしません。より効率的なプロセスへ、その都度許可を取りながら、あるいは独断で、変えてしまえばいいのです。

その時点で、オンリーワンの存在になれます。組織やグループの中で欠かせない存在になり、相応の影響力を手にすることができます。

 

自分が興味を持てない仕事は、新しい知識と技能を習得するチャンスです。

「興味が持てない」のは、ほとんどの場合、その対象を「よく知らない」ことが原因です。

自分の興味のあるなしに関わらず、仕事として存在しているならば、何らかの存在意義がそこにはある(あるいは、あった)はず。

その背後関係も含めて、自分が「よく知らなかった」=「興味が持てなかった」仕事を、新鮮な視点で眺めることで、新しい経験が積めます。

新しい経験は、仕事人としてのスケールを広げ、深みを増します。新しく習得した視点や知識は、以前とは違うアイディアと洞察をもたらしてくれます。

 

会社を辞めて起業するにせよ、ずっと会社勤めを続けるにせよ、肝心なのは自分自身のスキルの「ポジショニング」です。

自分の得意分野の知識技能を磨く一方で、他の人々がやりたがらない仕事や、自分が興味を持てない仕事を極めることで得られる知見が、他の人々が真似できないポジショニングを創り出します。

 

スキルのポジショニングは、習得している範囲(広い/狭い)と、知識と経験の量(深い/浅い)の2軸で決まります。

狭い分野で深い知識経験を持つプロフェッショナルは、厳しい競争にさらされます。

広い分野で浅い知識経験を持つゼネラリストは、消耗品として取り扱われます。

だからといって、広い分野で深い知識経験を得るために、血のにじむ努力を重ねる必要はありません。

いくつかの分野でそれなりに深い知識経験を持てば、独自の価値が出せます。

 

今日の「汚れ仕事」は、未来の「稼ぐ力」です。

 

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Published in 発想