ボイストレーニング開始1周年:「コツコツ積み重ねる」という近道

肉体改造

 

本格的なボイストレーニングを受けはじめて、

ちょうど1年になる。

 

僕はずっと、自分の声にコンプレックスがあった。

 

子供の頃は「声が小さい」と言われ、

オトナになっても「声が聞き取りにくい」と言われ続けた。

かなり低い声なので、

人によっては、ほとんど聞き取れないこともあるらしい。

 

あるビジネススクールでは、講師の人に

「ヒロセくんの声の出し方だと、半径1メートルにいる人にしか届かないね」

とまで言われるほど。

 

人前で話すことが多いのに

これじゃアカンやろ・・・と一念発起して、

巷のボイストレーナーにレッスンを受けても、

なにも変わらない。

 

あるときなど、1時間半のボイストレーニングを

受けに来たはずなのに、

講師が1時間以上も(退屈な)世間話をして、

合間合間にちょこちょこと発声するだけで、

受講料として1万5千円を徴収されたこともある。

当然、効果はゼロ。

 

でも、去年からお世話になっている

Breavo-paraのレッスンでは、確実に

「自分の声」が変わりつつある。

 

より正確には、自分の本来の声が出せる

「身体の状態」に近づきつつある。

 

いま振り返れば、巷のボイトレスクールの多くは、

「詐欺」だった。

 

多くの「詐欺」ボイトレは、

準備運動もなしに、いきなり発声から始まる。

 

「あ・え・い・う・え・お・あ・お!」

みたいな発声練習が15分くらい続き、

「あーーー」「おーーー」という発声を経て、

「ほら、すごく声が出るようになりましたね!」

と言われて、トレーニング終了。

 

当たり前だ。

 

普段走ったことがない人でも

15分くらいウォームアップをすれば、

全身の筋肉が暖かくなり、

全力で走ることができるようになる。

 

だからといって、

「ほら、足が速くなりましたね!」などと

バカなことを言うトレーナーに、存在価値はない。

 

一流のトレーナーの仕事は、

速く走れるようになるための身体の使い方や、

筋肉のコンディションを整えてあげること。

 

それは、単発の練習では身に付かない。

 

練習を何度も繰り返して、

少しづつ身体を「改造」していかないと、

速く走れるようにはならない。

 

ボイストレーニングも同じ。

 

自分の身体と向き合って

声の響き」を生み出す筋肉の柔軟性を高め、

自分が本来持っている声を

引き出す」練習をコツコツ繰り返して初めて、

世界に1つしかない、

自分だけの声」が出せる身体になる。

 

一流のボイストレーナーは、

追い込むところは追い込みながら、

「コツコツ」をしっかりと見守ってくれる存在。

 

誰もが「自分だけの声」を出せるようになる。

レッスンを受けるたび、「自分だけの声」に近づいている。

そんな確信を、受講生に与えてくれる存在でもある。

 

そんな素敵なトレーナー揃いの

Breavo-paraでのレッスンは、

これからも続く。

 

1年後に自分の声がどうなっているのか、

楽しみでしょうがない。

 

Breavo-para 公式サイト

http://www.breavo-para.com/index.php

 

神戸を拠点に活動するビジネスコンサルタント。アメリカでの7年間の勤務経験を含め、これまで色々な業界で、30を超える国・地域でプロジェクトに関わる。遊びで始めたInstagramへの投稿がきっかけになり、イラストレーター、グラフィックデザイナーとしても活動。