Skip to content →

フェイスブックを止めた日々は(予想していたよりもはるかに)有意義だった

 

こんにちは、廣世です。

 

フェイスブックへの個人的な投稿を止め、他の人たちの投稿も見なくなってから、1ヶ月半が経ちます。

その間もメッセンジャーアプリは継続して使い続けていましたが、フェイスブックのiPhoneアプリは削除し、macの通知機能もオフにして、プッシュ通知を完全にシャットアウトしていました。

 

「フェイスブック断ち」を始めたきっかけは、日本でもベストセラーになっているEssentialism(日本語版タイトルは『エッセンシャル思考』)、そして『減らす技術』を再読したことでした。

99%の無駄を捨て1%に集中する(『エッセンシャル思考』)

やることを減らせ、そうすれば成果が上がる(『減らす技術』)

「捨てる」ことでより価値のあるものに集中できるというコンセプトを述べた2冊の本からヒントを得て、日々の生活の中で「無駄かもしれないもの」をリストアップして、いったん全部止めてみよう、と思ったのです。

そしてフェイスブックは、その記念すべき(?)「無駄かもしれないものリスト」のトップに名を連ねたのです。

 

で、止めてみた結果は・・・

 

容易に予想できていたことですが、フェイスブックを使わなくても、日々の仕事と私生活には大きな問題が起こっていません。

むしろ、メリットばかりです。

  • 毎日ノイズのない環境で、全力を注ぎ込むべき仕事に、120%集中できる。
  • リアル世界で深いつながりのある人とは、メールや電話で、より濃いコミュニケーションが取れる。
  • 自分のビジネスと人生にとって、本当に重要で必要な情報だけに集中できる。

失うものはなく、得られるものしかない。

トレードオフが生まれないということは、自分が想定した以上の成果でした。

 

厳密に言うと、まったく問題がなかったわけでもありません。

多くのフェイスブックユーザーと同じように、僕も、フェイスブックグループだけで情報発信を行っているいくつかのコミュニティに属しているからです。

これらのコミュニティには、これからも深く関わっていきたい人たちが属していたり、コミュニティメンバー限定の貴重な情報もシェアされていたりするのですが・・・

ただ、正直なところ、日々の投稿を見なくても、いまのところ致命的な問題はありません。

誤解のないよう強調しておきますが、僕はそれらのコミュニティを軽視しているわけではなく、それらのコミュニティを主催している人たち、所属している人たちへの敬意も持ち続けています。

 

しかし、いまの僕にとって本当に重要な情報は、フェイスブックにログインしなくても僕の手元にやってきます。

真に価値のあるコミュニティを創ろうとしている主催者の方々は、フェイスブックだけをコミュニケーションの手段として使うことのリスクを知っています。広告収入で成り立っている営利企業に自分のコミュニティの「生殺与奪の権」を握られないよう、フェイスブック以外にも情報伝達の方法をしっかりと作っています。

そんな意識の高いコミュニティ主催者のおかげで、本当に重要で大切な情報は、漏れなく手にすることができているのです。

 

フェイスブックのない日々は、他人にコントロールされた情報から離れられる、生産的な時間です。

もう、タイムラインを延々とスクロールする必要はありません。フェイスブックが勝手に表示する広告や、恣意的なアルゴリズム(関連記事はこちら)で表示される投稿がコントロールされているタイムラインは、ただのノイズです。

もう、友達申請を承認するかどうかで悩むことはありません。「うわ、この人に自分の投稿を見られるのはちょっと・・・」とか「この人、いったい誰?」と、思考エネルギーを浪費しなくてもいいのです。

もう、投稿する内容をあれこれ考える必要はありません。書いていいこと、書くべきでないことを考えなくてもいいのです。それに、せっかく投稿しても、フェイスブックのアルゴリズム(関連記事はこちら)は、あなたの投稿を友達のタイムラインに表示してくれていないかもしれません。

 

このブログでも何度か紹介しているアメリカのベストセラー作家・投資家のTim Ferrissが、Twitterでこんなつぶやきをしていました。

Slow down and remember this: Most things make no difference. Being busy is a form of laziness―lazy thinking and indiscriminate action.

落ち着いて思い出してみよう。多くの物事は違いを生み出さない。忙しいというのは一種の怠惰、つまり怠惰な思考と見境のない行動である。

私たちは油断していると、習慣と矛盾にとらわれた日々を送ってしまいがちです。

朝から晩まで「忙しい、忙しい」と言いながら、一日に何度もフェイスブックのタイムラインを眺めたり、スマフォゲームに時間を費やしたり、内容の薄いセミナーに出席し続けたり・・・

Tim Ferrissのつぶやき、そして『エッセンシャル思考』でも述べられているように、この世界は価値や違いを生み出さない大量のモノゴトに溢れています。

私たちは、価値のないものにあたかも価値があるような意味付けをして、それに固執してしまう危険に溢れた世界に住んでいる、と言い換えることもできます。

 

周りに流されてなんとなくやり始めたこと、目的をよく吟味せずに習慣や惰性で続けていることを捨てる。

そして、自分自身やビジネスのゴールに直結することだけをやるというシンプルな行動を続けることで、大切なものがより多く手に入れられるのです。

 

これからもしばらく、フェイスブックからは距離を置き続けてみます。

 

それでは、また!

 

Read More / もっと読む

Published in 生産性アップ